先進医療の知識
2016/02/17
こんにちは、ゆめあんしんプラザ久留米の関です。
以前、先進医療についての記事を書いたのですが、新しい情報があったので
ご紹介させて頂きたいと思います。
まずH27年の先進医療費の総額、患者数の統計が出ていました。
総額…約205億円
患者数…28,153人
この数字はH23年度の統計と比較して、わずか4年で2倍になっています。
粒子線治療に関してもほぼ2倍で、総実績4,901件となりました。
実施件数の第一位は「多焦点レンズを用いた水晶体再建術」で9,877件です。
先進医療というと、ガン治療の際の「重粒子線治療」「陽子線治療」のように高額なイメージ
がありますが、実施件数からいうと目の病気である主に白内障に対する治療、水晶体再建術が
一番多いようです。
加齢によって起こる目の病気で80代ではほとんどの方が白内障になるとも言われている
身近な病気です。先進医療は身近な病気の治療としても多く使われています。
最後に「陽子線治療」「重粒子線治療」は健康保険が適用外でしたが、
2016年度より、一部健康保険の適用となるようです。
・陽子線治療(小児腫瘍のみ)
・重粒子線治療(切除非適応の軟骨部腫瘍)
同じ治療でも、部位によって先進医療か保険適用かが違うケースも出てきました。
先進医療の今後はどうなるのか?時々気にしてみると面白いかもしれませんね。
https://www.fp-protec.jp/wp/news/★