ロコモって?
2016/03/25
こんにちは!玉名店の猿渡です。
最近よく耳にするようになったロコモティブシンドローム(ロコモ)ですが、ご存知でしょうか?
これは運動器の障害のために「立つ」「歩く」などの移動能力が低下した状態をいい、進行すると日常生活にも支障が生じ、要介護や寝たきりになるリスクが高くなるそうです。
ロコモの診断(ロコチェック)
・2kg程度の重い買い物をして持ち帰るのが困難である(※1ℓの牛乳パック2個程度)
・家の中でつまずいたり滑ったりする
・片脚立ちで靴下がはけない
・階段を上るのに手すりが必要である
・横断歩道を青信号で渡りきれない
・15分くらい続けて歩けない
・家のやや重い仕事が困難である(※掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
1つでも当てはまれば、ロコモである心配がありますがいかがでしょうか?
ロコモの三大原因は
①筋力低下
②バランス能力低下
③運動器の疾患
「骨粗しょう症」「変形性関節症」「変形性脊椎症」などが原因で、思うように身体が動かせないと、外出が面倒になったり・できなくなったりし、さらに筋力低下や関節痛が生じ、それが運動不足などを招き、寝たきりになるという負の連鎖を起こすことになります。
何も対策をしなければ、歳を重ねるごとにロコモになり、要支援・要介護状態となってしまう危険性があります。
ロコモの入口である「筋肉の衰え」「骨強度の低下」「軟骨の磨耗」を食い止めればロコモは予防できます。
予防に適した運動
・目を開けて片脚立ち(※大腿骨頸部の骨密度が増強し、転倒予防に効果的)
・スクワット(※大腿部や腰の筋力強化につながる)
・ストレッチ
・関節の曲げ伸ばし
・ラジオ体操
・ウォーキング 等
継続して行うことが大事ですが、やりすぎて疲れが残るようなら逆効果だそうです。
運動を習慣的に行い、ロコモを予防し、健康寿命を延ばし、これからの人生を生き生きと楽しみ、いつまでも元気に過ごせたらいいですね!
※健康寿命…日常生活において介護を必要とせず、自立した生活を送ることができる期間
https://www.fp-protec.jp/wp/news/★