見逃さないで「季節性のうつ」
2017/01/29
こんにちは、ゆめあんしんプラザ久留米店の関です。
今年は暖冬だなぁ…と思っていた矢先にこの寒さで参っていますが、
今日はこういう時期に起きる「季節性のうつ」についてです。
日が短くなり寒さが増すと、特に理由もないのに
「気分が沈む」「朝起きれない」「食欲がわく」
こういう症状がある方はいませんか?
もしこのような状態が2年以上続き、日常生活や仕事に支障をきたすようなら
「冬季うつ病」かもしれません。
■■■原因は日照不足■■■
この「冬季うつ病」ですが日照時間が深く関係している。といわれています。
人間は明るい太陽の光を浴びると、目から脳へ信号が伝わり、
脳内神経伝達物質「セロトニン」の作用が増強します。
すると「メラトニン」という体のリズムを調整するホルモン物質が抑制されて
体内時計がリセットされます。
ところが、日照不足により「セロトニン」の作用が弱いままだと、
脳の活動が低下し、「メラトニン」の分泌抑制がしっかり行わないため、
睡眠と覚醒のリズムが乱れ、結果として疲れやすい、食欲が抑制できない、
気力がなくなる、といった抑うつ状態を促すことになります。
■■■予防方法を治療方法■■■
・規則正しい生活をし、朝の光を浴びる
・三食規則正しい食事をとる
・運動をする
・ストレスを貯めない
治療は「光療法」といって、学習スタンドの2~3倍の光量の強い光を毎朝数時間、専用の機械を使って
浴びる治療が効果的と言われています。
https://www.fp-protec.jp/wp/news/★