10月より、福岡県は自転車損害賠償保険加入の努力義務化
2017/04/07
こんにちは、ゆめあんしんプラザ博多店の田畑です
新年度を迎え、通勤や通学で自転車を利用される方も増えるこの時期
お子様が自転車で通うようになるので、自転車の保険を検討したいという
ご相談も増えてきました。
その際心配されているのは、自身のケガもそうですが、相手方に重篤な障害を負わせてしまった場合に
備えたいというご相談がほとんどです。
2013年には少年が女性を自転車ではねて寝たきりの状態にさせた事案で、
少年の保護者に9,500万の賠償判決が出ています。
近年の自転車事故急増から、福岡県も10月から自転車損害賠償保険加入の努力義務化されます。
努力義務なので、必ずしも加入しなければならないものではありませんが、自転車を購入する際には
販売店からも勧められると思います。
そこで、お勧めしているのは、損害保険(傷害、火災、自動車等)に「個人賠償特約」を
付けることです。
自転車の損害賠償保険の場合、自転車を利用される方のみの補償となり、
自転車事故しか補償されない可能性があります。
「個人賠償特約」の場合、ご家庭で加入している損害保険のいづれかに付いていれば
(例えば、車を2台所有している場合、どちらか1台の保険に付いていればいいです)
同居の親族まで補償されます。
また、自転車事故だけではなく、日常生活での事故で他人をケガさせたり、他人の物を壊してしまった場合まで
補償してもらえます(例えば、飼い犬が人を噛んでケガをさせたなど)。
ぜひこの「個人賠償特約」は自転車に乗らなくとも、一家に一契約備えていてください。
最後に、お気を付けいただきたいのは、各社各商品「個人賠償特約」内容は同じものではありません。
賠償上限額の違いや示談交渉サービスの有無(無い場合、示談交渉は自らしなければなりません)等が
ありますので、ぜひ一度ゆめあんしんプラザ各店までご相談ください
https://www.fp-protec.jp/wp/news/★