住宅ローンの繰り上げ返済ってどう?
2017/06/30
こんにちは。博多店の原田です。
前回に続き住宅ローンについてで、今回は「繰り上げ返済」についてです。
繰り上げ返済とは文字通りに住宅ローンを繰り上げて返済します。
毎月10万円づつ35年かけて払っている場合に、お金にゆとりができたから
来月は100万円返そう!みたいな感じです。
繰り上げ返済のタイプには大きく2通りあって1つは「期間短縮」です。
これはまとめて多く返す分、ローンの終了期間を短くする方法です。
70歳でローン終了にしてたけど、今のうちに頑張って65歳までに
終わらせよう!という方に有効ですね。
もう1つのタイプは「返済額軽減」です。ローンの期間は変わりませんが、
まとめて多く返す分、翌月からの返済額が10万から9万に下がる。という感じです。
お子様が成長するなどして支出が嵩みだし、毎月の住宅ローンの支払いがきつく
なってきた時などに向いてます。
どちらの方法をとるにせよ、ご家庭の現状と未来に合わせて有効に活用したいですね^^
ではここで、もう1つの視点から繰り上げ返済を考えてみます。
住宅ローンは政府により優遇され低金利になっています。理由は家を購入する事により
大きなお金が動きます。住宅の建築はもちろん庭の植木や家具の購入、給排水設備など…
住宅に携わることでお金が動き、お金が回り経済が活性化する側面があるため
長期間を低金利で借りられるようになっています。
35年間もの間、1%程度(しかも固定金利)で借りられるローンは世界中、
どこを探してもありません。こんな低金利で長期間の借金をしているというのは
ある意味では財産です。繰り上げ返済できるまとまった資金があるのであれば、
「住宅ローンの金利以上で運用する」というのがもう1つの視点です。
運用するには様々な商品があり、高いリターンが見込めるものは高リスクです。
一般的にリスクを「危険」という捉え方をしてる傾向が強いのですが、正確には資金が
「リスク=増えたり減ったりするその幅」という意味ですので、その振れ幅に対する
対処方法を身に着ける事によりリスクは大幅に軽減することが可能です。
繰り上げ返済するも良し、運用するも良し。大事な資金は有効に活用したいですね^^
ゆめあんしんプラザではお客様に合わせたライフプランはもちろん、
運用のご相談も可能ですのでお気軽にご利用ください^^
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