「眼底検査」
2015/06/09
今回は「眼底検査」についてお話差し上げたいと思います。
目は口程に物を言うといいますが、眼底検査で脳や心臓の病気まで分かるのをご存知ですか?
眼底の血管は体の中で唯一、直接観察できる血管で、
発生学的に網膜は脳の一部が成長したものだそうです。
眼底とは眼球の後ろ側で、硝子体・網膜・脈絡膜・視神経乳頭などの総称です。
検査では、瞳孔の奥にある網膜の血管や視神経の状態、出血の有無などをカメラを使って調べます。
緑内障など眼の病気の早期発見に役立つほか、高血圧や動脈硬化の程度、
脳腫瘍、糖尿病、腎疾患など全身、特に脳血管の状態を推察できるといわれています。
また、近年では生活習慣病や認知症の発症予測・予防に役立てようとする動きもあるようです。
職場の健康診断の一環で、眼底検査をお受けになる方もいらっしゃることと思います。
眼病の早期発見のため、さらには高血圧や心臓病などの危険性のチェックのため、
40歳を超えたら年に一回は眼底検査を受けることをお勧めします!
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