日本の財政②
2018/07/21
こんにちは。ゆめあんしんプラザ久留米店の田邉です。
前回に引き続き、財務省の資料による日本の財政についてです。
前回お話した歳出と歳入の近年の推移ですが、歳出(社会保障費・国債費・地方交付税交付金など)は毎年伸び続ける一方で、
税収はバブル崩壊の1990年度を境に伸び悩んでいます。
その差は年々広がり、グラフ上では「ワニの口」のように大きく開いています。その差の穴埋めは借金である「公債発行」で
賄われてきました。税収のもとになる国の経済規模(=GDP)に対して、借金がどれくらいあるのか、これを主要先進国で比較すると、
残高が低い順で ドイツ、イギリス、フランス、アメリカ、イタリア、日本、となります。
問題は、日本は債務残高がGDPの2倍を超えて、他の国と比較して飛び抜けており、最悪の状況であると記されています。
次回は「日本の社会保障」についてのお話です。
https://www.fp-protec.jp/wp/news/★