11月8日はレントゲンの日
2015/11/16
こんにちは、ゆめあんしんプラザ久留米店の関です。
今年はX線を発見して120周年だそうです。
X線は放射線の一種で、ガンマ線・ベータ線・アルファ線などがありますが、
X線は透過させる力を持つので主に医療面で広く活用されています。
ただ、福島原発の事故により、放射線が与える健康への影響を考える方が増えた
のではないでしょうか?ちなみに…
胸部X線検査…0.05ミリシーベルト
胃のX線検査…0.6ミリシーベルト
1年間に自然に浴びる量…2.4ミリシーベルト
医療の分野に用いられる放射線量は意外と少ないことが分かります。
放射線のはじまり
レントゲン博士が、真空管に高い電圧の電流を流す実験をしているときに
偶然X線を発見しました。「不思議な未知の放射線」という意味で「X線」と
呼び始めました。このX線ですが、物質ごとに透過しやすいものとしにくいものが
ありますので、それを利用してレントゲン検査が行われています。
X線はガン治療でも利用されています。
放射線治療は、ガンの三大治療の1つです。レントゲン撮影に使う放射線よりも
高いエネルギーを用いてガン細胞のDNAにダメージを与えます。体を切らずに治療する
ため、患部の機能や形態を残しながら治療ができるという利点があります。
ただし、日本では放射線治療を受けている患者は少ないのが現状で欧米の60%に対して、
日本では29%と半分以下…というのが現状です。
しかしながら、放射線治療装置はどんどん進化しており、ガンの根治を目指せるまで発展
してきました。
あと、数十年先には治せる病気になっていることを願うばかりです。
https://www.fp-protec.jp/wp/news/★