健康診断で癌を早期発見できるのか? ②
2015/12/06
皆様 こんにちは、ゆめあんしんプラザ八代店の和田です。
私事で大変恐縮ですが抗癌剤投与2クール目が終わりました。
私の正直な感想は・・・
抗癌剤治療中に太ったらどうしょうと言う所です。これについては後述します。
私が手術で入院中に上記のタイトルで先生、看護師さんとお話しましたが、
三者共これに関しては、かなり懐疑的でした。
癌の治療で重要なポイントが3つあります。
①転移の有無
②進行期
③癌の組織型
①②は皆様ご存知ですが③についてはTVでも誰も言及していませんでした。
癌には癌種に応じ様々な組織型があり、それぞれに特徴があります。
私が罹った卵巣癌は腫瘍の宝庫と言われており10種類の組織型があり、誰でもどれかに分類されます。
組織型の悪性度が低ければ誰でも助かるけど、7~8割方は悪性度が中から高と言うのが現実です。
どの癌種もそうです。
なので軽い癌はありません。小さかろうが初期だろうが癌は癌です。悪性度が高いとは、進行が早い、リンパ節に転移しやすい、抗癌剤が効かない等です。進行が早い癌を引き寄せてしまったら、1年に1回来る検診より癌の進行のほうが早いのでTVで検診で早期発見をと言ってるのがとても奇妙に感じました。
早期発見できたのは、検診を受けたからではなくて運が良かったからです。
人間最後は運です。日本の癌の治療は現在対症療法(罹ったら治療)のスタンスなので全て運任せになってしまいます。自分はあまり運が良くないとかまだ罹患してない人は真剣に予防切除を検討すべきです。
どうか選択肢は多く持ってください。
予防切除に関してはまた後述します。
https://www.fp-protec.jp/wp/news/★